伊藤新道~避難小屋建造プロジェクト~の進捗について
北アルプス最奥地にして、2500m以上の標高にありながら、ゆったりとした山容に、
原始と変わらぬ生態系の奥行きが息づいている黒部源流。
1945年に先代伊藤正一が初めて足を踏み入れた当時、
職猟師と物の怪だけが手中に収めていた
その世界はやがて、
広く美しさを知られるようになり、
一般登山者からハイカー、エコロジストからアスリートまでをもその大きな懐に抱え、
いつの日か帰る場所を教えるように、凛と存在している