


クラウドファンディング終了のお知らせ
この度のクラウドファンディング「復活! 伊藤新道~避難小屋建造プロジェクト」は2023年9月3日(日)から2023年11月19日(日)の期間中460名の皆様のご支援を賜り7,911,500円の資金を集めることができました。ご協力いただき誠にありがとうございました。
お問い合わせ
伊藤新道に関するお問い合わせは、
伊藤新道専用ダイアルまでお願いします。
伊藤新道通行の方は安全確認のため
湯俣山荘三俣山荘での通行届の提出に
ご協力ください。
■伊藤新道専用ダイアル
070-4811-7994
受付時間:
8:00-18:00
伊藤新道とはどんな道なのか
伊藤新道はかつて、⻑野県⼤町市から北アルプス最奥に位置する⿊部源流への最短ルートとして、また三俣⼭荘を建設するための歩荷道として開拓されました。然し湯俣川を遡⾏する道は、その「最短」という⾔葉には似つかわしくないほど変化に富んだ⾃然の様相を⾒せてくれます。美しいブルーの沢を歩けば⽕⼭に由来する噴気や野湯に匂いや熱気に包まれ、冷たい沢の流れを幾度も横切り、⾃然のダイナミズムが剥き出しとなった⾚茶の岩場を進み、原⽣の樹々の森へ⼊ると同時に槍ヶ岳や北鎌尾根を眺めながら鷲⽻岳の懐をトラバースして三俣⼭荘へと⾄ります。⼀⽅このように豊かな⾃然にはリスクも付き物。沢の渡渉は⽔が増えれば通⾏は困難になり、脆弱な岩は常に崩落のリスクを伴います。あくまで⼀般登⼭道ではないルートを歩くという準備や経験、あるいは天候や⽔量に応じた適切な判断⼒が必要になります。伊藤新道はそのように、⾃然のなかで魅⼒とリスクが⼀体となったダイナミズムを深く感じられる場所です。時代のなかで⼀時は地図から消えた道ですが、2022年に実施したクラウドファンディング伊藤新道復活プロジェクトにて974人の皆様に13,576,100円のご支援いただき、第2吊り橋、第3吊り橋、タラップの修繕を行いました。2023年8月、再び伊藤新道が開通します!
公開開通期間
8⽉20⽇(日)〜10⽉末
(湯俣川の⽔位が下がる頃〜三俣⼭荘の⼩屋閉めまでが⽬安)
※三俣⼭荘から展望台は7⽉下旬〜10⽉中旬まで
8⽉20⽇(日)〜10⽉末
(湯俣川の⽔位が下がる頃〜三俣⼭荘の⼩屋閉めまでが⽬安)
※三俣⼭荘から展望台は7⽉下旬〜10⽉中旬まで
装備について
装備不⾜により⾏動不能になるケースが発⽣しています。
通常登⼭装備に加えて、以下の装備が必須です。
装備不⾜により⾏動不能になるケースが発⽣しています。
通常登⼭装備に加えて、以下の装備が必須です。
- ・ヘルメット(落石、転倒、渡渉で流されてしまった時の防護)
- ・ビブラムソールのようなグリップがあり水はけのよいフットウェア(地質によりフェルトソールの沢靴は適さない)
- ・撥水性の高いパンツ
- ・渡渉困難等でビバーグを余儀なくされた時の装備(ツェルト、軽量テント、ビビィー、シュラフ、エマージェンシーシートのいずれか、または複数)
- ・防寒具
- ・全身が濡れてしまった時のための多めの着替え
- ・渡渉時のための防水ザック、またはザック内の防水対策
特に注意が必要なこと
落⽯や崩落
ガンダム岩と呼ばれるタラップ設置箇所周辺や、⾚沢周辺では落⽯や崩落による事故が複数回発⽣しています。ヘルメット着⽤のうえ、不安定な岩をつかまないことや、浮⽯を踏まないこと、また上部からの落⽯等にご注意ください。
湯俣川の渡渉と⽔位
伊藤新道は湯俣川の渡渉を複数伴います。8⽉上旬までは雪解け⽔も多く、また沢は⾬が降ると⼤幅に増⽔することがあります。必ず通⾏時当⽇の⽔位を湯俣⼭荘(麓側)、あるいは三俣⼭荘(⼭側)で確認してください。また8⽉からはネオアルプスのウェブサイトにて⽔位の変化が発信されますので、併せてご活⽤ください。また、経験不⾜などにより⾏動予定時間を⼤幅にオーバーするパーティーが⾒られます。
通⾏届を提出してください
リスクの⾼いルートにつき、⾏政が義務付けている登⼭届とは別に、安全確認のため伊藤新道の通⾏届を湯俣⼭荘(麓側)と三俣⼭荘(⼭側)で⼊⼭時にご提出ください。
ガイドによる案内
伊藤新道は⼀般登⼭道ではありません。経験、技術、装備等に不安がある場合はガイド同⾏による⼭⾏をおすすめします。伊藤新道に詳しいガイドについては「伊藤新道ガイディングクラブ」のウェブサイトをご参照ください。
ルートファインディング
地図や過去のログを研究した上で、渡渉ポイント、ヘツリポイント、河岸の歩行箇所を慎重に検討して最適なルートを検討する(地質が脆いため無理な高巻きはしないこと)
現在の伊藤新道の様子
定点カメラを設置し現在の伊藤新道の10分おきの様子を
確認することができます。
第1吊り橋の様子
第3吊り橋の様子
第5吊り橋の様子
伊藤新道MAP

コースタイム
アクセス
地図の販売
三俣⼭荘、湯俣⼭荘では、伊藤新道に特化したルートマップを販売しています。ルート上のポイントや危険箇所など、⼀般の⼭地図には記載されていない詳細情報まで知ることができる地図です。
ぜひ通⾏時に⼭荘にお⽴ち寄りいただきお求めください。
YAMAPでの地図のダウンロード
YAMAPでは登山ルート・コースタイム付き無料登山地図をご利用いただけます。アプリから「水晶岳・薬師岳・黒部五郎岳」の地図をダウンロードし伊藤新藤エリアをご確認ください。
お問い合わせ
伊藤新道に関するお問い合わせは、
伊藤新道専用ダイアルまでお願いします。
伊藤新道通行の方は安全確認のため
湯俣山荘三俣山荘での通行届の提出に
ご協力ください。
■伊藤新道専用ダイアル
070-4811-7994
受付時間:
8:00-18:00