北アルプス 山と人と街プロジェクト
特集FEATURE
登山医療レクチャー
2012年から増加傾向にあった、黒部源流周辺の重大事故に危機感に危機感を抱いた私達は、三俣診療班による「登山医療レクチャー」を開始しました。 このレクチャーは、2014年から診療班開設期間中に週2、3回の頻度で実施しています。
実施初年度のレクチャーテーマは2つで「低体温症」「ねんざ」でしたが、登山者の反応は我々の予想をはるかに超えたものであり、 レクチャー終了後の質疑応答では満員の食堂から厳しい質問が相次ぎ、せっかく勉強してきた医学生諸君もたじたじといった感じで、 山中ならではの登山者の危機管理の意識の高さを感じました。。
今後「予防できる登山医学講座」「実践できる応急処置講座」として発展していくことと思っています。
三俣山荘にお越しの際は、お気軽にご参加ください。